<一日目>満身創痍! 残雪と激藪の『川内山塊』を行く 【芥場峠~銀太郎~五剣谷岳~青里岳~矢筈岳】
毎年この時期は『南ア深南部』を登っていましたが、どうしてもやりたい場所がありました。
それが新潟県『川内山塊』の【五剣谷岳~青里岳】
ともに登山道の存在しない山で夏はブッシュの激藪エリア
この界隈の山では『300名山』の【粟ヶ岳】と『マイナー12』の【矢筈岳】は日帰りで登っている
しかし、日帰り困難な山ならやはり【青里岳】だろう
以前【矢筈岳】登頂の際に調べていた時、【悪場峠】からにしようか迷っていた
結局、日帰り可能な【室谷洞窟】側からにした
しかし、【矢筈岳】が日帰りできても、どうにもしっくりこなかった
やはり【矢筈岳】は【悪場峠】からだろうと、今回の山行を決行
三日間と長丁場ではあったが、無事そして満身創痍で登頂出来た
この方がやはり記憶にも残るね
予定では三日間でピストンが可能
今回の予定は三日目のam8時に駐車場へ戻り、この日五泉市で行われている【白山】の山開きに参加する予定でした
木曜日に半休、金曜日を一日有給休暇、土曜~日曜でこのうち三日間で登頂を目指す
木曜日夕方出発し、関越道のSAで仮眠zzz
金曜日AM5:10に駐車場となる【視後平ノ滝駐車場】に到着
車が一台止まっていた

用意をしていると車に居た方が出発していった
アスファルトの『林道哺土原線』
雪有り倒木有りそして陥没有り

20分ほど歩く
まだ雪に覆われた【悪場峠(灰場峠)】に到着

夏道?らしい踏み跡を進む
登山道沿いには『カタクリ』の群落が

まだ、陽が出ていない為、皆花は閉じている
【佛峠】でお会いした方(以後Tさん)と話しながら歩いていると【水無平】に到着

Tさんによると、ここは4月下旬以降は『ヤマビル』がうじゃうじゃと蠢いてるらしい
広すぎて何処へ行けば良いのか?
とりあえず稜線の方へ適当に向かう
15分ほど右往左往してようやく夏道らしき所に出た

『ショウジョウバカマ』

最近誰か歩いたのだろうか?

踏み跡がある
まずは【木六山】

以前【矢筈岳】山頂で見た『村松町』の名前が
山頂から【菅名岳】

その右後ろに【五頭連峰】が見える
『カタクリ』が太陽の陽を浴びて目いっぱい花を開いている

谷は深くV字に切れ込み、美しい

沢山の『イワウチワ』も顔をのぞかせている

そして春を代表する『マンサク』も

登山道沿いには歓迎するように『イワウチワ』群落が数mもの長さに続いている

【七郎平】への登り

【七郎平山】

一面雪が覆っていた
奥が【銀次郎山】

【銀次郎山】ここも一面雪が覆い

山頂標柱雪の中に埋もれている
正面がこれから向かう【銀太郎山】

奥が本日のテン場がある【五剣谷岳】
雪庇の際を通過

【銀太郎】への登り

ブッシュ帯が見える
【銀太郎】への登りはアイゼンを履いた

【銀太郎山】標柱は雪で埋もれ押しつぶされていたので、掘り起こしました

さて本日最後のピーク【五剣谷岳】へ向けて

雪壁

【五剣谷岳】の山頂稜線に出ると向こうに見えるは真っ白な【青里岳】

ブッシュが沢山出ているが山頂へ向かう

途中のスプーンカットしたようなこの場所がテント場に良さそうだ
だが、先に行った所にもテン場があるらしいのでこのまま進む
【五剣谷岳】山頂『二等三角点』

【五剣谷岳】のテント場 やはり先ほどの場所が良さそうだ

本日西寄りの風13mの予報が出ているので壁を作った
そしてすぐに雪を溶かして水作り

するとTさんがテント場に到着した
やっぱり飲みたいね

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